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2025シーズンの明治安田J1リーグの開幕が間近に迫っている。各クラブはこのオフに積極的な補強を行い、スカッドの強化を図った。では、最も充実した冬を過ごしたのはどこだったのか。今回は、今オフの選手補強で人員整理に成功したクラブ1〜10位をランキング形式で紹介する。（文：Nobuya Akazawa｜J1全部見るマン）
11位：ファジアーノ岡山
初めてJ1の舞台で戦うため、ファジアーノ岡山は積極的な動きを見せた。年明けまで補強がずれ込んだが、補強評価としては悪くないものとなっている。クラブ初のJ1と言うことを考えると、J1経験者の存在はプラスに働くはずだ。
特にテコ入れを図ったのは最終ラインだ。攻められる時間が長くなるであろう岡山において、立田悠悟にはDFリーダーとしてチームを引っ張ることが求められる。さらに、前線から制限をかけていく岡山のスタイルを考えると、立田の前への守備強度の高さはプラスに働くだろう。加藤聖の加入により、左ウイングバックで末吉塁との熾烈なポジション争いが生まれる。
そして、江坂任は田中雄大のポジションを埋めることとなるが、経験値という点では確実にプラスとなる。Jリーグ192試合出場という経験を持ち、韓国でも2シーズンプレーした32歳は、ピッチ内外で岡山の支柱となるはずだ。
