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【写真：Getty Images】

三笘は夏に移籍可能性？

　プレミアリーグ・ブライトンに所属する、サッカー日本代表MF三笘薫に、サウジアラビアのサウジ・プロフェッショナルリーグ、アル・ナスルが関心を示しているようだ。米スポーツ専門メディア『The Atheletic』は、夏に移籍する可能性があると指摘していた。

　英メディア『BBC』など現地複数メディアは、「ブライトンは、サウジアラビアのプロリーグのクラブ、アル・ナスルが日本代表ウインガーの三笘薫に対して提示した高額のオファーを拒否した」と、伝えていた。

　この報道を受けて、『The Athletic』で番記者を務めるアンディ・ネイラー氏は、「ブライトンが三笘を売却する可能性はどれくらいあるのだろうか」と題して、過去のブライトンの移籍市場での立ち回りを振り返りつつ、次のように指摘していた。

「ブライトンの売却方針は一貫している。価格と状況の両方が、彼らにとって適切でなければならない。この両方の基準が満たされない場合、彼らが移籍取引を行うことはない。例えば23年1月、アーセナルは何度かMFモイセス・カイセド（現チェルシー）の獲得を試みた。だが、ブライトンはシーズン中の売却を望んでおらず、金額も満たしていなかったので拒絶している。そしてその夏、チェルシーへ1億1500万ポンドで売却した」

　そして、「ブライトンは、今季もヨーロッパの大会への出場権獲得が目標だ。そして三笘は、補強がない限りは左ウイングのファーストチョイスである」と述べた上で、「移籍市場が終わりに近づく中で1月に放出を認めるとすれば、とてつもない金額でなければ容認しないだろう。だが、夏はまた状況が違うかもしれない」と、後釜が見つからない限り、巨額のオファーでなければ移籍を認めないこと。一方で、夏には放出を認める可能性は十分あると強調していた。