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【写真:Getty Images】
遠藤を高く評価する現地
プレミアリーグ・リバプールに所属する、サッカー日本代表MF遠藤航は指揮官交代のあおりを受けて、昨季と比べると出場機会が制限されている。米スポーツ専門メディア『The Atheletic』は、遠藤が控えでありながらも現地サポーターに愛されている理由について分析していた。
同メディアは、「クラブのサポーターに誰を見るのが一番好きかと尋ねれば、当然の名前が上がるだろう。モハメド・サラー、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ライアン・グラフェンベルフやアレクシス・マック・アリスターだ」と前置きした上で、次のように語っていた。
「しかし、アリソンやフィルジル・ファン・ダイクといった長年のヒーロー以外で、最近アンフィールドの観客が最も高く評価しているのは誰だろうか。遠藤だ。確かにスタジアムの外に彼の銅像が建てられる可能性は極めて低く、スロット監督の初シーズンにおいてプレミアリーグの試合には出場していない選手について語れることは限られている。しかし、遠藤はチーム内で特定の役割を担っており、それが彼の好むポジションであろうと臨時のセンターバックであろうとその役割を喜んで継続している」
また、「さらなる守備が必要な時に頼りになる選手であり、だからこそリバプールのシーズンを応援する人々の中で徐々に人気が高まっている」と述べつつ、「本質的に素晴らしい脇役であることを褒めるのは最高の賛辞とは言えないが、それを彼を特別な選手にしている要因でもある。成功するチームには様々な個性の融合が必要であり、序列が上の選手たちが休息を必要としている時にはその隙間を埋めるのだ」と、優勝を狙うチームにとって欠かせない存在であることを強調していた。
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