15位:長谷部誠
生年月日:1984年1月18日
最高市場価値:500万ユーロ(約8億円)
更新日:2010年7月16日(当時26歳)
日本代表でかつて主将を務めた長谷部誠は、2010年7月に市場価値が500万ユーロ(約8億円)に到達し、日本人MF歴代15位にランクインした。
長谷部は藤枝東高等学校卒業後、2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせると、2006年のJリーグ優勝や2007年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献し、市場価値を150万ユーロ(約2.4億円)まで高め、2008年1月にドイツのヴォルフスブルクに加入した。
新天地ですぐにボランチのレギュラーとなった長谷部は、2008/09シーズンにドイツ1部ブンデスリーガの優勝に貢献し、自身の市場価値をさらに高めた。
右サイドハーフでの起用が多かった2009/10シーズンはリーグ戦24試合出場で1得点を挙げたほか、キャリアハイの6アシストをマーク。シーズン終了後の市場価値アップデートのタイミングで自身最高額の500万ユーロ(約8億円)に到達した。
その後、2013/14シーズンをニュルンベルクで過ごしたあと、2014年夏にフランクフルトに加入。フランクフルトでは主将を務め、2024年の現役引退まで長く活躍し、キャリアで最も信頼を集めた時期だったが、加入時にすでに30歳を迎えていたこともあり、市場価値は下落を続け、ヴォルフスブルク時代を超えることはなかった。
日本代表で114試合、フランクフルトで304試合に出場した長谷部は、代表でもクラブでもレジェンド級の活躍を見せた。それを考慮すると、日本歴代15位だったとしても、500万ユーロ(約8億円)という最高市場価値は、やや低い印象すら受けてしまう。