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史上最強の選手は誰!? 歴代日本人MFの最高市場価値ランキング11〜20位。日本が誇る天才や現Jリーグ最高額選手も

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:久保裕也


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年12月24日
最高市場価値:500万ユーロ(約8億円)
更新日:2017年6月6日(当時23歳)

 元サッカー日本代表の久保裕也は、23歳だった2017年に市場価値が500万ユーロ(約8億円)に到達した。

 京都サンガF.C.の育成組織で育った久保は、高校2年生のときに2種登録でトップチームに登録され、2011シーズンはJ2でチームトップとなる10得点を記録。2013年夏にスイスのヤング・ボーイズに移籍金50万ユーロ(約8000万円)で加入した。

 スイス1年目の2013/14シーズンはリーグ戦34試合に出場し、7得点5アシストと上々の結果を残した。しかし、先発出場は7回にとどまり、レギュラーポジション獲得に苦しんだため、市場価値の上昇は比較的緩やかだった。

 それでも、2017年1月に市場価値200万ユーロ(約3.2億円)の状態でベルギーのヘントに移籍金350万ユーロ(約5.6億円)で加入すると、ブレイクを果たす。ドリブル突破で果敢に仕掛け、高い決定力を発揮してゴールを量産し、2016/17シーズン後半戦だけで17試合に出場し11得点2アシストを記録。そして、同年6月に市場価値が500万ユーロ(約8億円)に達した。

 しかし、この得点ペースを維持することは難しく、ドイツのニュルンベルクへの期限付き移籍を経る中で市場価値は下降していった。そして、ここからしばらく久保は苦悩の日々を送ることになる。

 その後の2020年1月に加入したMLSのFCシンシナティでは、万能な選手としてMFでの起用が多かったことで、得点に絡む機会が少なく、2023年までの約3年間で市場価値は40万ユーロ(約6400万円)まで下落することになった。

 しかし、2024シーズンはより攻撃的なポジションでの起用が増え、リーグ戦で10得点3アシストを記録した。ここから自身最高額の更新を狙うのは非現実的だが、現在の市場価値は150万ユーロ(約2.4億円)で、30歳を過ぎて再び輝きを放っている。

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