11位:鈴木唯人
生年月日:2001年10月25日
最高市場価値:700万ユーロ(約11.2億円)
更新日:2024年12月9日(当時23歳)
鈴木唯人は、昨年12月の市場価値アップデートのタイミングで700万ユーロ(約11.2億円)となり、自身最高額を更新したばかりだ。
市立船橋高等学校卒業後、清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた鈴木は、プロ1年目から継続的に出場機会を得ると、2023年1月にフランスのストラスブールに期限付き移籍し、ヨーロッパ挑戦をスタートさせた。しかし、リーグアンでは出場機会に恵まれず、3試合出場で1得点にとどまり、同年7月に清水へ復帰。翌8月にはデンマークのブレンビーIFに完全移籍した。
鈴木はデンマーク1部リーグで好スタートを切り、1年目にリーグ戦26試合で9得点8アシストを記録。デンマークメディアは昨年夏、マンチェスター・シティやリバプール、トッテナム、レアル・ソシエダといったヨーロッパの強豪が鈴木の獲得に興味を持っていると報じるほど、注目を集める存在になった。
ブレンビーに残留した鈴木は、今シーズンここまでリーグ戦17試合で6得点2アシストを記録し、市場価値をさらに高めた。ブレンビー加入時の市場価値は60万ユーロ(約9600万円)だったが、現在では700万ユーロ(約11.2億円)にまで上昇している。
鈴木はまだ23歳と若く、今後さらに市場価値を高めるチャンスがある。ただ、デンマーク1部リーグではすでに市場価値ランキング5位に位置しており、さらなる成長のためには、より競争力のあるリーグにステップアップすることが求められるかもしれない。
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