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リバプール指揮官、出場4分で退場の18歳DFに言及

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ第8節、PSV対リバプールが現地時間29日に行われた。試合はホームのPSVが3-2の勝利を収めている。この試合では、18歳のDFアマラ・ナロが出場からわずか4分で退場処分となった。これについてリバプール指揮官アルネ・スロットが言及している。

　すでに決勝トーナメントへのストレートインが決まっているリバプールは、フィルジル・ファン・ダイクやモハメド・サラーなどの主力がメンバー外となり、ターンオーバーを採用。遠藤航らがスタメンに名を連ねている。

　リバプールはコーディ・ガクポのPKで先制するも、ヨハン・バカヨコのゴールでPSVに追いつかれる。その後、再び勝ち越すも、45分と前半アディショナルタイムのゴールで逆転を許してしまう。結局、試合はそのまま終了し、リバプールは敗北を喫した。

　ナロが退場となったのは、途中出場から4分後の87分。ロングボールに対してバカヨコが裏を取ると、処理しようとしたナロがバカヨコの足を蹴ってしまいファウルの判定となる。このプレーにより、ナロはレッドカードを提示された。

　英メディア『Liverpool.com』によると、試合後にスロット監督はナロについて「残酷な結果だが、彼はこれまでトップチームでの経験がなく、チャンピオンズリーグでのデビューは最も難しいものだろう」と擁護した。さらに、「彼は状況を誤って判断した。これは大きな学びの機会だ。チャンピオンズリーグでのデビュー戦で数分後に退場するのは残酷だが、キャリアには良いことばかりでなく悪いこともある。彼は再びこの大会でプレーできるよう努めなければならない」と説明している。