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アーセナルがテル獲得か?
アーセナルは、バイエルンに所属する19歳FWマティス・テルの期限付き移籍での獲得を試みるようだ。FWの陣容の薄さが懸念されていた中、若きフランス人アタッカーをチームに加えて、悲願のプレミアリーグ制覇に向け挑戦していくのだろうか。イギリスメディア『FootballTransfers』が現地時間29日に報じた。
ストライカータイプの選手の不在、そしてFWブカヨ・サカとFWガブリエル・ジェズスの負傷離脱により、アタッカーの獲得が至上命令だった今冬のアーセナル。RBライプツィヒのFWベンヤミン・シェシュコやアスレティック・クルブのFWニコ・ウィリアムズ、スポルティング・リスボンのFWビクトル・ギョケレシュといった候補が噂に上がるも、これらの選手は夏までは獲得が難しいとみられている。
そこで白羽の矢が立ったのがテルだ。将来を嘱望される19歳の右利きアタッカーは、FWハリー・ケインらの牙城を崩すことができず、今季まだ得点を決めることができていない。同メディアは、「テルは今月初めにはクラブに残ってポジションを争いたいと思っていたが、考えを改め、少なくとも一時的にクラブを離れることを受け入れたようだ」と、本人の心境の変化を伝えている。また、「テルはMFカイ・ハヴァーツを上回るファーストチョイスのストライカーとしてアーセナルに加入するわけではないが、ハヴァーツの9番の役割は、バイエルンでケインが担っているものほど圧倒的なものではない。このため、ノースロンドンに移籍した方が、この若手が活躍する機会はもっと多くなるだろう」と、移籍のメリットが報じられている。
さらに「期限付き移籍がすべての関係者にとって理に適っているだろう。バイエルンのバンサン・コンパニ監督は長期的にテルをチームに留めておきたいと考えている一方、アーセナルの側も今夏の移籍市場で獲得する可能性があるシェシュコやギョケレシュの代わりになる選手として試すことのできる、一時的な契約を望んでいるからだ」と、移籍形態を予想している。
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