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【写真：Getty Images】

デュランだけでなくワトキンスにも引き抜かれ可能性あり！？

　アストン・ビラは、今冬の移籍市場でセンターフォワードを務める2人の選手が退団する可能性があるのかもしれない。背番号9のFWジョン・デュランの中東行きが噂されているなか、背番号11のFWオリー・ワトキンスを引き抜く可能性があるクラブとはどこなのか。イギリスメディア『Daily Mail』が現地時間29日に報じた。

　サウジアラビアのアル・ナスル移籍が現実味を帯びてきた21歳のデュラン。シーズン前半戦には少ない出場時間の中でスーパーゴールを連発し、注目を集めていたが、ワトキンスの牙城を崩すことはできず、年明け以降は得点もない。そんな状況下で破格のオファーが舞い込み、クラブはデュランの売却を真剣に検討していると言われている。

　しかし、ここにきて不動のエース、ワトキンスにも関心が集まっているようだ。同メディアは、「アーセナルのミケル・アルテタ監督はワトキンスを長年評価しており、2月3日の移籍期限を前に、クラブは本格的に獲得に乗り出した。最初のオファーは拒否されたとみられているが、より良い条件での再提出が見込まれている。『Mail Sport』の報道では、オファー額は6000万ポンド（約114億円）に上ると報じられている」と、アーセナルによるワトキンス獲得の目論見を伝えている。

　もちろん計算できるCF2人を同時に放出するわけにはいかないため、アストン・ビラのウナイ・エメリ監督は、ワトキンスの放出を望んでいないようだ。しかし、「情報筋によると、アーセナルはワトキンスの獲得に自信を見せている。アストン・ビラにとって重要な選手であるとはいえ、同選手はかつて、アーセナルファンとして育っていたことを認めており、『いつかアーセナルでプレーするのが夢だ』と公言していたこともある」と、心のクラブであるアーセナルからの誘惑が、ワトキンスを心変わりさせる可能性があることを伝えている。果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。