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【写真:Getty Images】
遠藤の現地評価
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第8節、PSV対リバプールの試合が現地時間29日に行われ、リバプールが2-3の敗戦を喫した。この試合で先発出場を果たした、リバプールに所属する日本代表MF遠藤航の現地評価はどうだったのだろうか。リバプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』など、現地複数メディアが報じている。
すでにリーグフェーズ突破を決めていたリバプール。最終節は消化試合に近い形となることから、チームを率いるアルネ・スロット監督は主力選手たちを休ませる決断を下していた。
今季ここまでチームの中軸として活躍してきたFWモハメド・サラー、DFフィルジル・ファン・ダイク、GKアリソン・ベッカー、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドなど、主力選手たちはPSVが待つオランダへの遠征メンバーに含まれていない。
そのため、遠藤やジェイデン・ダンズ、ジェームズ・マコーネルなど、これまで出場機会の少ない選手たちがスタメンに名を連ねていた。試合開始当初は中盤で起用されていた遠藤だったが、後半途中にはCBでもプレーする場面がありフル出場を果たしている。
リバプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』では、「PSVの2点目の場面では簡単にボールを押し出されたが、ボールを保持している場面では良いプレーを見せた」と述べつつ、10点満点中「6」の評価が与えられていた。
一方で、『THISISANFIELD』では、「リヴァプールの頼れるユーティリティマンである遠藤は、プレーを崩し、カウンター攻撃を阻止。(相手の)ラインを破るといういつものタスクをこなした。不慣れな中盤がビルドアップを続けるのに苦労していたため、自分自身が少し窮屈になる場面もみられた」と述べた上で、10点満点中「7」と比較的高評価をつけている。
地元メディア『リヴァプール・エコー』は「5」をつけており、「序盤は空中戦の強さが光ったが、PSVの同点ゴールの場面ではボールを奪われた。その後、不安定なプレーが続いたが、センターバックにポジションを移し、キャプテンマークを巻いたことでやや落ち着きを取り戻した」と、やや低めの評価となっていた。