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遠藤航がリバプールで主力になれない理由。CL初先発で再証明された、レギュラー陣との明確な差【欧州CL分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第8節、PSV対リバプールが現地時間29日に行われ、3-2でホームチームが勝利を収めた。遠藤航はCLで初先発。与えられた役割を愚直にこなした一方で、本来はスタメンとして計算されていない理由が明らかとなる試合だった。(文:安洋一郎)

遠藤航がCL初先発

遠藤航
【写真:Getty Images】

 ユルゲン・クロップからアルネ・スロットへと監督が代わった中で、リバプールはこれ以上ないシーズンを過ごしている。

 

 プレミアリーグでは首位、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもリーグフェーズ7連勝を飾り、29日に行われたPSV戦を前に決勝トーナメント進出を確定させていた。

 今週末には公式戦12試合で負けなしの好調ボーンマス戦を控えていることから、PSV戦に向けたオランダ遠征からアリソン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、フィルジル・ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、ライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、モハメド・サラー、ルイス・ディアスの9名を外している。

 ダルウィン・ヌニェスも体調不良によってスカッドから外れ、リバプールからすると“消化試合“となったPSV戦には、普段はあまり出番を得ることがない10代の選手も含めたサブの選手たちで挑んだ。

 この試合でCL初先発のチャンスを得た遠藤航は、どのようなパフォーマンスを披露したのだろうか。

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