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現地ジャーナリストが鈴木彩艶を厳しく批判…
サッカー日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは現地時間26日、セリエA第22節でACミランと対戦し、2-3で敗れた。痛恨のPKを献上してしまった鈴木について、イタリア人ジャーナリストのジュゼッペ・パストーレ氏とリッカルド・トレビザーニ氏が言及した。イタリアメディア『Parma Live』が、28日に報じている。
16位パルマが、8位ミランのホームに乗り込んだ一戦。鈴木はこの試合でもスタメンに名を連ねた。先に試合を動かしたのは、アウェイチーム。ボックス手前右からマッテオ・キャンセリエリが左足でネットを揺らし、パルマが先制に成功する。しかし、38分に鈴木が軽率なプレーでPKを与えてしまう。左からのCKの場面で、ニアにポジションを取っていたストラヒニャ・パブロビッチを完全に両手でプッシングしてから、パンチングしてしまい、PKを献上。これをクリスチャン・プルシックに決められて1-1の同点に。
それでもパルマは、80分にエンリコ・デルプラートがネット揺らし、勝ち越しに成功する。このまま逃げ切りたいアウェイチームだったが、92分にタイアニ・ラインデルスにゴールを決められ、同点に。さらに95分には、左からのクロスの流れからサミュエル・チュクウェゼの左太ももに当たり損なったボールを鈴木が掻き出すことができず、2-3の逆転負けを喫した。
『Cronache di Spogliatoio』に出演したジュゼッペ・パストーレ氏は、強豪相手に白星を逃したパルマを「世界で最も美しいサッカーをしていても、このミラン相手に終盤までリードしていたなら、勝たなくてはならない。せめて引き分けで終わらせなければならかった」と話し、鈴木については「あのファウルは、私がこれまで見た中で最も愚かなプレーのひとつだ。あれほどあからさまに両手で押したのは見たことない」と指摘した。
一方で、リッカルド・トレビザーニ氏は「私にとっては、PKよりも3失点目の方がはるかに深刻だ」と述べ、「ボールをゴールに投げ入れてしまったようなもので、あれはゴールキーパーのオウンゴールだ」と厳しく批判している。
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