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【写真:Getty Images】
古橋亨梧の移籍を惜しむ
スコットランド・セルティックから、フランス・リーグアンのレンヌへ完全移籍が決まったサッカー日本代表のFW古橋亨梧。セルティック専門メディア『The Celtic Star』は現地時間28日に、クラブで一時代を築いた古橋のスコットランドでの活躍を振り返っていた。
21年7月に神戸からセルティックに完全移籍で加入した古橋。初年度から2桁得点をマークすると、2年目には36試合27得点を記録して得点王&MVPをダブル受賞し、チームの国内3冠に大きく貢献した。結局3年半となる在籍期間で、公式戦165試合に出場し85得点と2試合でほぼ1得点となるペースで得点を記録している。
同メディアは、「素晴らしい小さな巨人。古橋がセルティックからレンヌへと移籍を発表して以来、応援と感謝の声が相次いでいる」と述べた上で、次のような言葉を送っていた。
「これは確かに(セルティックにとって)大きな打撃であり、サポーターにとっては悲しい時期の一つだ。なぜなら、キョーゴは多くの点で時代を築いた人物である。クラブが陥っていた暗いスランプからチームを引き上げ、アンジ・ポステコグルー監督のもとでの私たちの再生の象徴となった。彼の存在は新たな希望とエネルギーをもたらし、監督が築き上げようとしていたものを応援するファンたちを活気づけた。私たちはそのことに永遠に感謝する」
また、「我らが日本の話題の選手はセルティックのサポーターやクラブのレジェンドたちにも感銘を与えて、多くの人々がこのストライカーに敬意を表した」と、古橋が歩んできた3年半の道のりを振り返り、別れを惜しむコメントを残している。
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