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マンチェスター・ユナイテッド、弱点の左サイドバックを補強へ

　マンチェスター・ユナイテッドが、セリエAのUSレッチェに所属する20歳のデンマーク代表DFパトリック・ドルグを獲得することで合意に近づいている。マンUを率いるルベン・アモリム監督にとって最初の補強選手になる見通しだと、英メディア『スカイスポーツ』が報じた。

　ドルグはレッチェの下部組織で育ち、2023年7月にトップチームへ昇格。今季は公式戦23試合に出場し3得点1アシストを記録している。攻撃的なポジションの両ウイングでプレー可能であり、守備的なポジションの両サイドバックでプレーした経験も持っている。デンマーク代表としては昨年9月に行われたUEFAネーションズリーグのスイス戦でデビューを果たし、初出場で初ゴールを決めて勝利に貢献していた。

　同メディアは「マンUはレッチェからドルグを3000万ポンド（約57億円）程度の移籍金で獲得する寸前だ。20歳の左サイドバックはプレミアリーグのクラブに加入したいと望んでおり、個人的な条件は問題にならないとみられる」と報じ、移籍に向けて合意間近であることを明かしている。マンUの左サイドバックはウィークポイントとして挙げられることが多く、以前から補強の噂があった。同メディアは「原則的に合意に達しており、契約の構造や構成について前向きな話し合いが続いている。この契約は、アモリムにとってマンU指揮官としての最初の契約となる」と伝えている。