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史上最強の選手は誰!? 歴代日本人FWの最高市場価値ランキング1〜10位。1位は約96億円!?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:南野拓実


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
最高市場価値:2000万ユーロ(約32億円)
査定年月:2024年6月3日(当時29歳)

 ランキング4位には、モナコに所属する南野拓実がランクインした。同選手の最高市場価値は、昨年6月に記録した2000万ユーロ(約32億円)となっている。

 セレッソ大阪の下部組織からトップチームに昇格した南野は、2015年冬、19歳でRBザルツブルクに加入。15/16シーズンから2シーズン連続でリーグ2桁得点を記録するなど海外でも自身の実力を発揮し続けると、19/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦で見せた1ゴール1アシストの活躍が評価され、このシーズンの冬の移籍市場でリバプールに移籍した。

 こうしてレッズの一員となった南野だが、当時は前線にモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノと不動のアタッカー陣が鎮座しており、南野は控えに甘んじることに。そのため、リバプール在籍時における市場価値の最高額は加入時の1250万ユーロ(約20億円)だった。

 さらなるアタッカーの加入もあり、完全にクラブ内の居場所を失った南野は、2022年夏にモナコに加入。リバプール時代の流れを引きずるかのように加入1年目も低調なパフォーマンスが続き、市場価値は一時600万ユーロ(約9.6億円)まで下落した。それでも23/24シーズンにリーグ戦で9ゴール6アシストの成績を残す活躍を見せると、市場価値が2000万ユーロ(約32億円)まで急上昇した。

 今季はあまり成績が伸びず、現在は1500万ユーロ(約24億円)まで下がってしまったが、スタメンでは起用され続けており、まだまだモナコに必要とされているといえるはずだ。

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