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古橋亨梧、スタッド・レンヌでのライバルは誰? チーム得点王の23歳FWやアシスト数最多のユーテリティMF

text by 編集部 photo by Getty Images

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古橋亨梧
【写真:Getty Images】

古橋亨梧のライバルは?

 フランス・リーグアンのスタッド・レンヌは現地時間27日、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックからサッカー日本代表FW古橋亨梧を完全移籍で獲得したことを発表した。2年半契約で念願の欧州5大リーグでプレーすることとなったが、チームでのライバルとなる選手は誰なのか。

 

 レンヌのホルヘ・サンパオリ監督は主に5-4-1や3-4-2-1を採用。古橋はセンターフォワードやシャドー、またはサイドで起用されることとなるだろう。まずCFのライバルとなるのが、U-23フランス代表FWアルノー・カリミュエンド=ミュインガだ。

 コンゴ民主共和国にもルーツのある23歳のFWは、フランスの強豪であるパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織から2020年にトップチームデビューを果たす。その後、RCランスへの2度のレンタル移籍を経て、2022年にレンヌへ完全移籍。レンヌのエースに君臨しており、今季ここまで公式戦19試合に出場し、チーム得点王の9ゴールを記録している。

 カリミュエンド=ミュインガはフィジカルとスピードを兼ね備えた選手で、シュートも多彩。ゴール前でのアイディアも豊富で、さまざまな種類のシュートを放つことができる。決定力があるため、古橋にとっては強力なライバルとなるだろう。

 また、シャドーや右サイドでも起用される27歳MFリュドヴィク・ブラスも古橋のライバルになる。ユーティリティ性も兼ね備える同選手は、今季の公式戦でここまで21試合に出場し、チーム2位の5得点を記録。シャドーとしては古橋とは異なるタイプであり、リーグアン最多タイの7アシスト(Transfermarktを参考)とパスで何度も決定機を作っている。シャドーには、今冬の移籍市場でアル・ナスルから加入となった29歳MFセコ・フォファナもいる。

 どのポジションであっても、古橋には強力なライバルたちが待っている。果たして、古橋はポジション争いを制することができるか。

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