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お金の無駄遣い…。チェルシー冬の大失敗補強6人。タイトル獲得の陰で活躍できなかった男たち

シリーズ:冬の大失敗補強 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:モハメド・サラー(エジプト代表)

モハメド・サラー
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年6月15日
移籍金:1650万ユーロ(約26.4億円)
通算成績:19試合2得点3アシスト

 モハメド・サラーのチェルシー時代のプレーを覚えている人は少ないだろう。

 2012/13シーズンから在籍していたバーゼルでブレイクしていたエジプト代表FWは、2014年冬に1650万ユーロ(約26.4億円)の移籍金でチェルシーに引き抜かれた。加入当初は出場機会を得ることに苦戦したが、第33節から最終節にかけてのプレミアリーグでは全試合にスタメンとしてピッチに立つ。序列を上げたかと思われた。

 しかし、続く2014/15シーズンはエデン・アザール、オスカル、ウィリアン、ジエゴ・コスタの前線4枚が固定して起用された影響もあり、出場機会が大幅に減少。前半戦終了時点でリーグ戦3試合の出場に留まると、2015年冬の移籍市場でフアン・クアドラードと入れ替わる形でフィオレンティーナに期限付き移籍した。

 その後の活躍は記憶に新しいだろう。2016年夏にチェルシーがローマに1500万ユーロ(約24億円)の移籍金で売却。その1年後にリバプールへ加入すると、今日にかけて公式戦234ゴールを記録。ユルゲン・クロップのスタイルに合ったことや彼個人の成長も大きいが、チェルシーは放出に踏み切るのが早すぎたことを悔やんでいるかもしれない。

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