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お金の無駄遣い…。チェルシー冬の大失敗補強6人。タイトル獲得の陰で活躍できなかった男たち

シリーズ:冬の大失敗補強 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:スコット・パーカー(元イングランド代表)

スコット・パーカー
【写真:Getty Images】

生年月日:1980年10月13日
移籍金:1450万ユーロ(約23.2億円)
通算成績:28試合1得点2アシスト

 スコット・パーカーは「名脇役」という言葉に相応しい選手だった。あらゆるクラブで豊富な運動量をいかした献身性とキャプテンシーでチームを牽引したが、2004年冬に加入したチェルシーでは全くと言って良いほど活躍することができなかった。

 その理由はあまりに“高い壁“があったからだ。当時チェルシーのダブルボランチは低い位置でバランスをとるクロード・マケレレと3列目からの攻撃参加が光ったフランク・ランパードのコンビが大成功しており、彼らの間に割って入る場所はなかった。

 基本的に彼らのバックアップとしてプレーしていたが、2004年夏に元ポルトガル代表MFティアゴ・メンデスが加入すると、さらに序列がダウン。怪我も相まって2004/05シーズンはプレミアリーグで4試合の出場に留まった。

 ほぼ構想外に近い扱いとなると、2005年夏にニューカッスル・ユナイテッドへと完全移籍。自身初のビッグクラブ挑戦は1年半で終わった。

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