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最高額は誰だ!? 日本人、冬の高額移籍金ランキング11〜20位。日本サッカーのパイオニアたちがランクイン!

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:鈴木優磨(すずき・ゆうま)

鹿島アントラーズ所属FW鈴木優磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年4月26日
移籍先:シント=トロイデン(ベルギー)→鹿島アントラーズ
移籍日:2022年1月9日
移籍金:200万ユーロ(約3.2億円)

 鹿島アントラーズの下部組織で育った鈴木優磨は、2シーズン半にわたってベルギーでも奮闘した。特に2年目の2020/21シーズンは、同国1部リーグで34試合に出場して17得点の大活躍。舞台をヨーロッパに移してもクオリティを示せることを証明した。

 しかし欧州でのステップアップは叶わず、2022年1月に日本復帰を選択。古巣の鹿島へ再加入した。このときに発生した移籍金200万ユーロ(約3.2億円)が、今回のランキングで16位に入っている。

 復帰直後から鈴木は違いを見せ、2022シーズンは公式戦41試合で11ゴール10アシストの成績を残した。同シーズン終了後には、J1リーグ全チームの選手・監督の投票によって選出される「2022リーグ優秀選手賞」を受賞している。

 そして2024シーズンはさらなる猛威を振るい、42試合16ゴール9アシストの大車輪。同年12月に行われたリーグ第36節・名古屋グランパス戦ではキャリア初のレッドカードを受けてしまうが、間違いなく1年を通じてチームに不可欠な存在だった。なお、先述のリーグ優秀選手賞を3年連続で受賞している。

 鈴木はチームの攻撃を牽引し続けたが、昨季の鹿島の最終順位は2位と勝ち点「3」差の5位に終わり、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場権を逃してしまった。2025シーズンは個人のクオリティをチームの成績に繋げられるかが注目される。

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