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最高額は誰だ!? 日本人、冬の高額移籍金ランキング11〜20位。日本サッカーのパイオニアたちがランクイン!

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:権田修一(ごんだ・しゅういち)

元サッカー日本代表GK権田修一
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年3月3日
移籍先:ポルティモネンセ(ポルトガル)→清水エスパルス
移籍日:2022年1月9日
移籍金:200万ユーロ(約3.2億円)

 FC東京の下部組織で育った権田修一は、国内のクラブだけでなくオーストリアやポルトガルでも活躍をおさめた。日本サッカーにおいては当代トップクラスの守護神でありながら、最も高額な移籍金が支払われたのは意外にもポルティモネンセから清水エスパルスへ加入したときである。

 2021年1月にポルトガルからレンタルで日本のクラブに復帰すると、翌2022年1月に完全移籍が決定。当時32歳の権田に、清水は200万ユーロ(約3.2億円)を費やした。

 FIFAワールドカップカタール2022でチームを救うクオリティを示した権田でさえ、ポルティモネンセでは約2年の在籍期間のうちリーグ戦は15試合の出場にとどまっている。

 なお、自身最高の市場価値をたたき出したのはFC東京所属時(2015年7月1日)で、125万ユーロ(約2億円)の値が付けられていた。清水が権田に支払った金額の高さを考えると、選手生活を通じて本来の実力を過小評価されているように感じられる。

 2024シーズンを最後に清水からは退団し、1月24日の段階ではフリーの身の上だ。同シーズンは35試合に出場してクリーンシートの数は「13」。ピッチに立ったうちの3回に1回は無失点でゲームを終えており、守護神として十分な働きを示せることは証明済みである。

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