19位:エスクデロ競飛王(せるひお)
生年月日:1988年9月1日
移籍先:FCソウル(韓国)→江蘇国信舜天足球倶楽部(現・江蘇足球倶楽部/中国)
移籍日:2015年2月24日
移籍金:200万ユーロ(約3.2億円)
スペイン出身で日本国籍を持つエスクデロ競飛王は、プロデビューを果たした浦和レッズをはじめ京都サンガF.C.やFCソウル、チエンマイ・ユナイテッドFCなど様々なクラブを渡り歩いてきた。
9番を背負ってプレーしたソウルでは、2014シーズンにリーグ戦27試合に出場して6得点を記録。のちに移籍する蔚山現代(現・蔚山HD FC)との試合では2ゴールの活躍を見せ、大きなインパクトを与えた。この年の同チームはKリーグ1ファイナルAにも進出し、最終的に3位という好成績でシーズンを終えている。
そして翌2015年2月24日、エスクデロ競飛王は当時中国スーパーリーグに所属していた江蘇国信舜天足球倶楽部に移籍。同年はリーグ戦29試合で6ゴール8アシストを記録したが、翌シーズン開幕前にクラブが大規模な補強に踏み切ったことにより、エスクデロ競飛王は外国人枠から外れてしまった。
2010年代は中国のクラブが豊富な資金力を備えていたこともあり、元ブラジル代表のラミレスがチェルシーから、アレックス・テイシェイラがシャフタール・ドネツクから、ジョーがアル・シャバブからチームに加入した。
現在はオーストラリア4部リーグのノース・ジーロング・ウォーリアーズに所属しており、クラブの公式によれば今季はアシスタントコーチも兼任するようだ。各国のリーグで戦ってきた36歳のベテランは、今も豊富な経験値と老獪なスキルを武器に選手キャリアを歩んでいる。