2位:中島翔哉
生年月日:1994年8月23日
最高市場価値:2500万ユーロ(約40億円)
更新日:2019年5月3日(当時24歳)
サッカー日本代表でかつて背番号「10」を背負った中島翔哉は、24歳の2019年に市場価値が2500万ユーロ(約40億円)に到達した。
中島は2017年8月、FC東京からポルトガルのポルティモネンセに移籍。当時の市場価値は30万ユーロ(約4800万円)だったが、2017/18シーズンにポルトガル1部リーグで10得点11アシストを挙げたことで評価を大きく高め、2018年6月には市場価値が800万ユーロ(約12.8億円)に上昇した。
市場価値の急上昇が続いた中島は、翌2019年2月にカタールのアル・ドゥハイルに加入。市場価値1800万ユーロ(約28.8億円)だったところ、アル・ドゥハイルは移籍金3500万ユーロ(約56億円)を支払い、日本人選手歴代最高額の取引が成立した。そうした影響もあり、中島の市場価値は同年5月のアップデートで2500万ユーロ(約40億円)に達した。
しかし、市場価値のピークを迎えた2019年以降は、下降の一途をたどる。2019年夏に加入したポルトガルの名門ポルトでは、コロナ禍によるリーグ中断や負傷の影響もあり、出場機会が限られた。ポルティモネンセ時代にはキレのあるドリブルと創造性あふれるプレーで常に攻撃の中心だったが、次第にその輝きは影を潜めるようになった。
2023年夏に浦和レッズに加入して日本復帰を果たしたとき、中島の市場価値は160万ユーロ(約2.6億円)になっていた。Jリーグでもチームをけん引するほどのパフォーマンスは見せられておらず、現在の市場価値は85万ユーロ(約1.4億円)となっている。