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史上最強の選手は誰!? 歴代日本人MFの最高市場価値ランキング1〜10位。中田英寿や中村俊輔らレジェンドも

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:鎌田大地


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
最高市場価値:3000万ユーロ(約48億円)
更新日:2022年11月9日(当時26歳)

 日本人MFで歴代最高額の市場価値を記録したのは、現在イングランドのクリスタル・パレスでプレーしている鎌田大地だ。

 サガン鳥栖でプロキャリアを始めた鎌田は、2017年夏、市場価値が75万ユーロ(約1.2億円)のときに移籍金160万ユーロ(約2.6億円)でドイツのフランクフルトに加入。シント=トロイデンでの武者修行を経てフランクフルトの主力に成長し、2021/22シーズンはUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に大きく貢献した。

 その活躍が評価され、2022年11月に市場価値が3000万ユーロ(約48億円)まで上昇。世界的なMFといっても過言ではない市場価値となった鎌田は、2023年6月でフランクフルトとの契約が満了する予定だったため、多くのビッグクラブが争奪戦を繰り広げた。

 しかし、紆余曲折の末にたどり着いたイタリアのラツィオでは適応に苦しんだ。シーズン途中の監督交代で状況が好転したものの、2023/24シーズンはセリエAで29試合2得点2アシストとさみしい結果に終わり、2024年夏には市場価値が1800万ユーロ(約28.8億円)まで減少した。

 昨夏加入したイングランドのクリスタル・パレスでもまだ期待されたほどの活躍は見せられておらず、昨年12月のアップデートで、さらに1500万ユーロ(約24億円)まで下落した。

 それでも、クリスタル・パレスはシーズン序盤の不振を脱し、現在は調子を上げている。鎌田は今月18日のプレミアリーグ第22節ウェストハム戦でリーグ戦で5試合ぶりに先発し、第11節ウォルヴァーハンプトン戦以来となるフル出場を果たした。

 2022年のピーク以降は市場価値の下落が続いている鎌田だが、再び価値を高める活躍に期待したい。

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