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坂本一彩がデビュー2戦目で初ゴールを記録
坂本一彩が所属するKVCウェステルローは現地時間25日、ベルギーリーグ第23節でKRCゲンクと対戦し、1-2で敗れた。この試合で後半からピッチに立ち、移籍後初ゴールを記録した坂本だったが、現地メディア『GVA』の評価はどのようなものだったのか。
13位につけるウェステルローが、首位ゲンクをホームに迎えた一戦。前節のロイヤル・アントワープ戦で63分から途中出場を果たし、ベルギーデビューを飾っていた坂本は、この試合でもベンチスタートとなった。ホームチームは、18分に先制されると、30分には追加点を奪われ、前半終了時点で2点のリードを許す苦しい展開に。
得点が必要な状況のなか、坂本が後半開始から投入される。なかなかチャンスを作れないウェステルローだったが、87分に背番号「13」をつける坂本がゴールを奪う。カウンターの流れからボックス中央に走り込んだ坂本は、左からのクロスを丁寧に右足ボレーで合わせて、ゴール右隅に流し込んだ。
坂本のベルギー初ゴールで1点差に迫ったウェステルローだったが、反撃はここまで。ホームで首位チーム相手に1-2で敗れ、リーグ戦8試合勝ち無しとなった。
同メディアは、デビューから2試合目でゴールを奪った坂本にチーム最高評価となる「7」をつけ、「アントワープ戦と同様に、素早いアクションで攻撃し、守備の仕事も怠らなかった。最終的には得点も決めた」とチームは敗れたものの、21歳の日本人アタッカーを高く評価している。
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