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Jリーグ 3日前

直接対戦はないが…。見木友哉はなぜ金明輝のサッカーに惹かれたのか。アビスパ福岡移籍の真実「そのときに…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 藤江直人 photo by Getty Images

「自分の目標を考えた時に…」

 ヴェルディの公式ホームページで、見木はファン・サポーターへ向けてこんな言葉を残している。

「シーズンを通してフル稼働するつもりで去年移籍してきたのですが、フル稼働できず悔しい思いでいっぱいです。自分の目標を考えた時に新たな地で挑戦した方が良いと思いこの決断をしました」

 先述したように、累積警告による出場停止だった1試合を除く37試合に出場した昨シーズンの見木は26試合で先発。プレータイムはチーム内のフィールドプレイヤーで5位となる2485分に達した。しかし、夏場から秋口にかけて7試合連続で先発を外れ、途中出場が続いた時期がある。

 これが「フル稼働できず」という悔いにつながり、サッカースタイルに畏敬の念を抱いてきた金氏の監督就任が確実視されていた福岡への移籍に見木を駆り立てた。しかし、大きな疑問が頭をもたげてくる。金氏が監督を務めていた鳥栖と直接対戦した経験がない見木は、なぜ指揮官に魅せられたのか。

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