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リバプールが残留争い中のイプスウィッチに4発快勝! 圧巻のゲーム内容でリーグ制覇に向けて邁進【プレミアリーグ第23節】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

リバプールが完勝!

 25日、プレミアリーグ第23節リバプール対イプスウィッチ・タウンの一戦が、アンフィールドで行われた。主力が軒並み好調な首位リバプールと、1部残留に向けなんとか勝ち点を奪いたいイプスウィッチの対戦。アグレッシブなプレースタイルが特徴の両クラブだが、どのような対戦になるのだろうか。

 

 リバプールはこの試合もFWモハメド・サラー、FWルイス・ディアス、FWコディ・ガクポ、MFドミニク・ソボスライの攻撃陣が全員先発。日本代表MF遠藤航は、この試合もベンチから出場機会をうかがうこととなった。

 試合が動いたのは前半11分。センターバックのDFイブラヒマ・コナテからパスを受けたソボスライがライン間でボールを収めると、対面した相手センターバックをツータッチ目で振り切り、そのまま左足でシュート。クオリティの高さを感じさせるゴールでリバプールが先制した。

 その後もリバプールがボールを握る展開が続く。両SBの変幻自在の立ち位置によって相手プレスを無化し、センターバックからの正確なボール供給によって危険な場所へボールが渡る。

 前半35分にはサラーが追加点。左サイドで受けたガクポがふわりとDFラインを越すインスイングのクロスを供給し、待ち受けたエースがほとんど角度のないところからシュートを突き刺した。

 さらに前半終了間際の44分には、この日も先発したMFライアン・フラーフェンベルフからの正確なスルーパスをソボスライがダイレクトでシュート。一度は相手GKにはじかれるも、詰めていたガクポが決めて3点目。

 5-4-1のブロックで低く構えるイプスウィッチだが、ボールを奪っても猛烈なゲーゲンプレスに襲われる。たまらず前に蹴り出すと、DFフィルジル・ファン・ダイクとコナテという強靭なセンターバックに跳ね返されてしまうため、イプスウィッチはボールを保持できない。

 そして後半に入り66分、DFラインを完全に押し込んで、手前を取った右サイドバックのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが正確無比なアーリークロスを供給。ガクポが4点目を決めて、勝負あり。

 なお試合の大勢が決まったこのタイミングで、遠藤もリーグ戦4試合ぶりの出場を果たした。その後90分にはコーナーキックでイプスウィッチが1点を返したものの、試合はリバプールが4-1で勝利している。

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