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リオネル・メッシを筆頭に、数多くのスター選手が集い盛り上がりを見せているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)。そんな同舞台では、複数の日本人選手も奮闘している。彼らは果たして、“世界の中心”とも言われるアメリカ合衆国でどれだけ稼いでいるのか。MLS日本人選手の年俸をランキング形式で紹介する。(年俸は「MLS Players Association」を参照
1位:吉田麻也(よしだ・まや)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
所属クラブ:ロサンゼルス・ギャラクシー
2024リーグ戦成績:39試合2ゴール1アシスト
現年俸:893,334ドル(約1億3000万円)
かつてサッカー日本代表でキャプテンを務めた吉田麻也は、2023年8月からMLSを舞台に活躍している。今季は開幕からキャプテンマークを巻き、プレーオフを含む全39試合にフル出場。元ドイツ代表FWマルコ・ロイスやガーナ代表FWジョゼフ・ペインツィル、元日本代表DF山根視来らが在籍するスター軍団で不可欠な存在感を放った。
イングランドやドイツなどヨーロッパの第一線で活躍したDFリーダーは、全米でも出色のクオリティを示している。とりわけ今季はスタッツからもそれが窺える。
データサイト『FotMob』によれば、シーズンを通じて「90分あたりの正確なロングボール数」と「90分あたりのインターセプト数」でチーム内3位、「90分あたりのクリア数」と「90分あたりのブロック数」で1位に輝いた。まさしく八面六臂の大活躍である。
チームは年間王者を決めるMLSカップ決勝まで勝ち上がり、12月7日に行われたニューヨーク・レッドブルズとの一戦を2-1で制した。吉田はここでも素晴らしい記録を残している。
『FotMob』によると、この試合における吉田の守備アクションは「18」。この時点でダントツの守備職人だったことが証明されているが、その内訳をみるとクリア数は「13」である。この数字は両チーム単独トップで、2位と倍以上の差が付いている。チームが迎える度に、吉田が立ちふさがった。
LAギャラクシーがMLSを制したのは2014年以来、10年ぶりだ。昨季はウェスタン・カンファレンスで13位に沈み、プレーオフにすら進めなかった。対照的な今季のチームを最終ラインから支えていたのは、間違いなく日本人のベテランキャプテンだ。
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