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「傭兵精神に…」サッカー中国代表MFの突然の代表引退、原因はさらなる給料の要求?現地は「戻ってくる必要はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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最終予選に進んだ中国代表

【写真:Getty Images】

中国代表のピンチ?

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)を戦うサッカー中国代表だが、中国メディア『捜狐』は複数の外国人帰化選手が代表引退を決断したと報じている。また、同メディアによると、今回の代表引退の裏には選手側が追加の給料を要求したところにあるようだ。

 

 同メディアは、ブラジル出身の、FWエウケソン、FWアラン、FWフェルナンジーニョ、イングランド出身のMFニコ・イェナリスが相次いで代表引退を決断したことを報じていた。

 記事では、「フェルナンジーニョの傭兵精神に注目」と題して、「帰化選手のフェルナンジーニョはかつて中国サッカー代表チームの重要なメンバーとなり、彼の突破力は代表サッカーチームの大きな武器となった。しかし、オフシーズンが到来すると、フェルナンドの契約問題がファンの注目を集めるようになった」と綴り、今回の突然の代表引退の裏側を次のように伝えていた。

「彼が代表合宿に参加しなかった本当の理由は、交渉中に予想外の要求をしたためだという。代表チームでプレーするには追加の給料が必要だというのだ。このニュースにより、中国スーパーリーグでのフェルナンジーニョの評判はたちまち崩れ、多くのファンは彼が金銭を重視しすぎていると感じ、中にはもはや戻ってくる必要はないという意見もあった」

 そして、「彼の要求が中国スーパーリーグでの将来に影を落とすことは間違いない。現在、主な移籍先候補は成都、ブラジルリーグ、メジャーリーグサッカーの3つだ。成都はオフシーズン中に積極的に選手を獲得しており、帰化選手のステータスにより外国人選手枠を節約可能だ。しかし、追加賃金要求に直面して、成都は論争を引き起こすことを避けるために慎重に検討することを選択するかもしれない」と、金銭を理由に代表引退を決断したことで中国国内での移籍は実現せず、国外へ移籍する可能性が高いと伝えている。

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