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「皮肉な褒め言葉のよう」リバプール専門メディアがMF遠藤航の現状を分析「出場しなくても満足している」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航

【写真:Getty Images】

遠藤の現状と今後

 リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今季出場機会に恵まれていないものの、カップ戦などで徐々に出番を増やしている。今冬移籍市場での移籍も現地では噂される中で、リバプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』が遠藤の現状と今後について言及していた。

 

 今季リーグ戦21試合を消化した段階で、遠藤は8試合に出場。主に途中交代からとなっており、出場間は約53分にとどまっている。もっともカップ戦では本職ではないCBでの起用だが、シーズン前半と比べると徐々に出番も増えている状況だ。

 同メディアは、「アルネ・スロット監督が遠藤航について話すたびに、皮肉な褒め言葉のように感じる。リバプールでの彼の今後はどうなるのだろうか」と前置きし、遠藤の現状と監督の選手に対するコメントの傾向について次のように分析していた。

「それが遠藤だけなのかどうかはわからない。スロットはリバプールに来て以来、ある選手についての質問で別の選手について話すことが多く、個人について話すよりもチーム全体について話すことを好む。コーディ・ガクポについて聞かれると、ルイス・ディアスについて褒める口実を見つけるだろう。将来について、数週間前、 FAカップの後に遠藤と話をしたが、彼はあまりプレーできないことに不満はないと断言した」

 そして、「結局、彼はスタメン入りはしないだろう」と指摘し、「中盤やさらに後方では非常に役に立つチームのオプションだ。夏にリバプールがアップグレードを見つけられれば素晴らしい。もしそうでなかったとしても、あまり出場しなくても満足している選手をチームに残しておくのは悪くないだろう」と、現状の起用で遠藤が不満を抱いていないのであれば、オプションとしてチームに残しておくべきだと言及している。

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【了】

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