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お金の無駄遣い…。リバプール、冬の大失敗補強6人。アンフィールドで輝けなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ニコラ・アネルカ(元フランス代表)

ニコラ・アネルカ
【写真:Getty Images】

生年月日:1979年3月14日
移籍金:140万ユーロ(約2.2億円)※レンタル料
通算成績:22試合5ゴール2アシスト

 FWニコラ・アネルカは、フランスのパリ・サンジェルマン(PSGフランス)の下部組織で育ち、16歳でトップチームデビューを果たした。

 1997年2月にアーセナルに移籍すると1998/99シーズンにプレミアリーグ35試合17ゴール5アシストの成績を残すなど目覚ましい活躍を披露。ノースロンドンではわずか2シーズン半でプレミアリーグ優勝を含む3つのタイトル獲得に貢献した。

 その後、レアル・マドリード(スペイン)を経て、2000年夏には当時破格の移籍金3450万ユーロ(約55.2億円)でPSGに復帰したが、期待どおりのパフォーマンスを発揮できず。2002年1月、リバプールに期限付き移籍することが決まった。

 リバプールではマイケル・オーウェンやエミール・ヘスキーと前線で組み、定位置を確保することに成功した。アーセナル時代の栄光も相まってサポーターは大きな期待を寄せていたはずだ。

 しかし、結果が伴わなかった。自身2度目のプレミアリーグ挑戦はリーグ戦20試合で4ゴール2アシストと物足りない数字に終わってしまう。結局、リバプールへの期限付き移籍は予定通り約半年で終了し、2002年6月にチームを去ることに。

 PSG、アーセナル、レアル・マドリードと、名だたるビッグクラブを渡り歩いたアネルカの実力は本物だが、リバプールで本領発揮することは叶わなかったようだ。

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【了】
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