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マンU、一時はレンジャーズに同点に追い付かれたが…

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第7節、マンチェスター・ユナイテッド対レンジャーズの試合が現地時間23日に行われ、マンUが2-1の勝利をおさめた。相手にとって劇的ドローになりそうな展開で最後に魔法の瞬間を打ち消したと、英紙『ガーディアン』が報じている。

　マンUを率いるルベン・アモリム監督は、クリスティアン・エリクセンやジョシュア・ザークツィー、アレハンドロ・ガルナチョなどを先発起用。52分には、相手のオウンゴールによってマンUに先制点が入る。しかし、89分にレンジャーズのシリエル・デセールにゴールを決められ同点に追いつかれた。それでも後半アディショナルタイム、リサンドロ・マルティネスからパスを受けたブルーノ・フェルナンデスが勝ち越しゴールを決め、マンUが2-1の勝利をおさめている。

　この結果を受けて、同紙はタイトルに「マンUのフェルナンデスが終盤に決勝点を奪い、レンジャーズの魔法の瞬間を打ち消した」とつけ、「アモリム率いるチームは今大会で無敗を維持し、自動的に突破する有利な位置にいるが課題は山積みだ。ポルトガル人監督のチームは守備が脆く、中盤には推進力と明確な形が欠け、攻撃陣は幽霊のように存在感が薄い」との評価を下した。