「サポートがなくても十分いける自信もありますけど…」
「そこはやっぱり自分で行きたいなっていう場合もありますし、味方選手とのコミュニケーションが大事になってくると思う。サポートがなくても十分いける自信もありますけど、裏に走ってくれたらなるべく使うようにはしますし、そこはバランスかなと思います」
実際に、チームのコンセプトを尊重しながらも、渡邊や松本、安居海渡、サミュエル・グスタフソンなど、インサイドの選手たちとディスカッションしているようだ。
卓越したドリブラーでありながら、柔軟な思考の持ち主でもある金子が、仲間の選手たちとうまく関係を築いていくほど、攻撃力が高まって行きそうだ。
その一方で、守備のタスクに関しては、札幌時代にオールコートのマンツーマンをこなしてきただけあり、全く抜かりは感じさせない。
アタッカーである金子としては「シュートとかクロスをやり切って終わることを意識しているので、仕掛け切るだったり、打ち切る」ことを前提としながら、ボールを失った瞬間に切り替えて、守備に移行する意識も押し出している。