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Jリーグ 1か月前

「絶対したい」金子拓郎はすべてをJ1制覇のために。浦和レッズでの新たな取り組み。「監督から狙えと…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸 photo by 河治良幸

「サポートがなくても十分いける自信もありますけど…」

「そこはやっぱり自分で行きたいなっていう場合もありますし、味方選手とのコミュニケーションが大事になってくると思う。サポートがなくても十分いける自信もありますけど、裏に走ってくれたらなるべく使うようにはしますし、そこはバランスかなと思います」

 実際に、チームのコンセプトを尊重しながらも、渡邊や松本、安居海渡、サミュエル・グスタフソンなど、インサイドの選手たちとディスカッションしているようだ。

 卓越したドリブラーでありながら、柔軟な思考の持ち主でもある金子が、仲間の選手たちとうまく関係を築いていくほど、攻撃力が高まって行きそうだ。

 その一方で、守備のタスクに関しては、札幌時代にオールコートのマンツーマンをこなしてきただけあり、全く抜かりは感じさせない。

 アタッカーである金子としては「シュートとかクロスをやり切って終わることを意識しているので、仕掛け切るだったり、打ち切る」ことを前提としながら、ボールを失った瞬間に切り替えて、守備に移行する意識も押し出している。

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