早くもチームに馴染む「「元気にやるだけじゃなくて…」
「リーグ優勝を絶対したいと思って来ましたし、リーグ優勝のためにやっていれば、クラブワールドカップとか、個人としてのE-1出場だったり、そういうところが付いてくるのかなと思ってます」
そう語る金子は前橋育英高で1年先輩の渡邊凌磨など、元々よく知る選手が多いこともあるが、キャンプでも早くからチームに馴染んでおり、積極的な声掛けや、同じ新加入の松本泰志などとコミュニケーションを取る様子が見られた。
チームの雰囲気をよくしていくことはもちろん「元気にやるだけじゃなくてコミュニケーションを、例えばどうしたらよかったよねとか、そういう話をしながらそれぞれ関係性が取れている」と主張するように、サッカーを話す環境を作っていきたい意欲が感じられる。
マチェイ・スコルジャ監督が率いる浦和は、得点力不足からの脱却を目指し、できるだけ高い位置でボールを支配しながら、中盤や前線の連動性を生かして相手のディフェンスを崩す、アクション型のサッカーに転換するべく、キャンプに取り組んでいる。
その中で“10番”と呼ばれるトップ下の選手や“8番”とも呼べるボランチの選手が縦や斜めにランニングして、そのまま裏抜けを狙うプレーが多く見られるようになった。
それ自体は非常に興味深い戦術傾向だ。しかし、金子や左サイドで起用される場合のマテウス・サヴィオといった、1対1の勝負になれば高確率で局面を打開できる“個の力”を持つタレントは、コンビネーションを突き詰めすぎると、武器が相殺されてしまうリスクもある。その点に関して、金子は次のように語っている。