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超破格!? Jリーグ歴代移籍金ランキング1〜10位。最高額は約18億円!? 日本人選手もランクイン

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:川辺駿(かわべ・はやお)

サンフレッチェ広島の川辺駿
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年9月8日
移籍先:スタンダール・リエージュ(ベルギー)→サンフレッチェ広島
移籍日:2024年8月2日
移籍金:350万ユーロ(約5.6億円)

 川辺駿は2024年夏にスタンダール・リエージュからサンフレッチェ広島に350万ユーロ(約5.6億円)の移籍金で加入した。当ランキングのトップ10では最も新しい移籍となる。

 川辺は広島の育成組織で育って2013年に2種登録でトップチーム入りすると、ジュビロ磐田への期限付き移籍で経験を積んだあと、2018シーズンから広島で主力として活躍。2021年夏に127万ユーロ(約2億円)の移籍金を残してスイスのグラスホッパーに加入した。

 新しい環境にすぐ順応した川辺は、1年目の2021/22シーズンにリーグ戦7得点3アシスト、翌2022/23シーズンは同9得点8アシストを記録。2023年夏にはスタンダール・リエージュに活躍の場を移すと、ベルギー1部リーグで7得点9アシストを挙げ、市場価値を500万ユーロ(約8億円)まで高めた。そしてその後、広島復帰を果たしている。

 2024シーズンの広島は、新スタジアム「エディオンピースウイング広島」が連日満員の盛況を見せ、J1で優勝を狙える位置につけていたが、夏に大橋祐紀(ブラックバーン)、川村拓夢(ザルツブルク)、野津田岳人(パトゥム・ユナイテッド)ら主力を一気に失うことに。そんな彼らの抜けた穴を埋める形で、川辺やトルガイ・アルスランらに声がかかった。

 川辺は加入会見で「広島に戻ってこられてうれしい」と語った。最終的に2024シーズンのJ1では13試合に出場し、さすがの活躍を披露。惜しくも広島はタイトルに届かなかったものの、ファンは今後の川辺のさらなる活躍を期待している。

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