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ラフィーニャが劇的決勝ゴール！

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ第7節、ベンフィカ対バルセロナが現地時間21日に行われた。試合は壮絶な撃ち合いの末にアウェイのバルセロナが5-4で勝利している。この試合の勝敗を決めたのは、カウンターからゴールを奪ったバルセロナFWラフィーニャだった。

　試合は開始2分に左サイドからのグラウンダーのクロスに中央でエヴァンゲロス・パヴリディスが合わせてベンフィカが先制。続く13分には、ロベルト・レヴァンドフスキがPKでバルセロナが同点に追いつく。その後、パヴリディスが22分、33分にゴールを奪い、ハットトリックでベンフィカがリードを2点に広げる。

　前半はこれで折り返すと、64分にラフィーニャが1点を返すが、68分にロナルド・アラウージョのオウンゴールでベンフィカのリードは再び2点に。試合はこのまま行くかと思われたが、ここからのバルセロナが圧巻だった。78分にレヴァンドフスキのPKで1点差に迫ると、86分にエリック・ガルシアのゴールでバルセロナがついに同点に追いつく。

　そして、後半アディショナルタイム（AT）6分にこの日両チーム合わせて9点目が決まる。バルセロナは自陣で奪ってカウンターを発動。フェラン・トーレスからのロングボールにラフィーニャが右サイドで反応すると、ドリブルで相手をかわしてシュートを放つ。これがゴールに決まり、バルセロナが劇的逆転勝利となった。

　最後のカウンターが見事に決まった。ラフィーニャのドリブルもシュートも完璧。サポーターの想いも乗せて放った渾身のシュートは、相手GKの逆を突いた。これでバルセロナは、2位キープとなり、1試合を残して決勝トーナメントへのストレートインが決まった。