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冨安健洋、すでにトレーニングを行っている可能性も

　アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は負傷により長期離脱しているが、最近公開されたビデオに同選手が映っていたことで、復帰への期待度が高まっている。同選手が戻ってくることは守備陣の補強を意味し、アーセナルが勢いづく可能性があると、英メディア『ワンフットボール』が報じている。

　冨安は今季、シーズンの大半を欠場していた。出場したのは昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦のみ。試合後に膝の怪我が再発したことで再び離脱し、現在まで戦列から遠ざかっている。その間にアーセナルはブカヨ・サカ、イーサン・ヌワネリ、ベン・ホワイト、リッカルド・カラフィオーリ、ウィリアン・サリバ、ガブリエウ・ジェズスを怪我で欠き、ベストメンバーを組めない状況となっていた。

　冨安の現状について、同メディアは「クラブは彼の復帰についてまだ正式な声明を出していないが、冨安は怪我からの段階的な復帰の一環として、主力グループとは別にトレーニングを行っている可能性が高い」と予想。続けて「彼がフルトレーニングに参加することが確認されるまでは、あまり夢中にならないようにした方が良い」とした上で「彼が復帰すれば、アーセナルの守備陣に待望の補強をもたらすことになるだろう。バックライン全体にわたる彼の多才さは常に重要な強みであり、完全に健康な状態の冨安ならミケル・アルテタのチームのいくつかの穴を埋めることができる」と、期待感を示している。