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フォーカス 13時間前

最も評価されたのは!? 2024年、日本人市場価値アップ額ランキング11〜20位。1年間で金額が上がったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

12位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
市場価値の上昇額:200万ユーロ(約3億2000万円/6.7%UP)
市場価値の変動:3000万ユーロ(約48億円)→3200万ユーロ(約51億2000万円)
24/25リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト

 2024年1月と2025年1月だけを見ると、3000万ユーロ(約48億円)から3200万ユーロ(約51億2000万円)に微増している冨安健洋の市場価値だが、その間にはキャリアハイの3500万ユーロ(約56億円)を記録した時期もあった。膝の怪我を抱えキャリア最大の困難に直面している現在は、価値下落の真っ只中と言える状況だ。

 2018年にアビスパ福岡を離れ海外挑戦をした冨安は、移籍先のシント=トロイデンで目覚ましい活躍を見せ、翌2019年に移籍したボローニャでその活躍がフロックでないことを証明した。2021年に加入したアーセナルでは怪我が増えたものの、出場時には両サイドバックでハイパフォーマンスを見せていた。

 23/24シーズンはプレミアリーグ初ゴールを記録。代表招集や怪我の影響もあり出場試合数は伸びなかったものの、シーズン終了時点での市場価値は、自己最高となる3500万ユーロ(約56億円)の数字を叩き出した。

 新たなライバルが増えた24/25シーズンは、冨安にとって苦難のシーズンとなっている。シーズン開幕前に負った怪我が長引き、第7節で今シーズン初出場。しかし、再び離脱すると未だピッチに戻ることが出来ていない。

 バックス陣に怪我人が続出しているアーセナルにおいて、最終ライン全ポジションをこなせる冨安の存在は大きいはずだが、肝心の同選手は今季全公式戦の出場時間がわずか6分と、苦しい状況となっている。市場価値が3500万ユーロ(約56億円)から3200万ユーロ(約51億2000万円)に下落したのも、この影響が大きいといえるだろう。

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