海外日本人選手 最新ニュース
激闘の2024年が終わり、2025年が始まった。世界各地で日本人選手が目覚ましい活躍を見せていたが、最も選手としての価値を高めたのはどの選手だろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人選手の市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2024年1月1日と2025年1月2日時点の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
20位:田中碧(たなか・あお)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
市場価値の上昇額:150万ユーロ(約2億4000万円/60%UP)
市場価値の変動:250万ユーロ(約4億円)→400万ユーロ(約6億4000万円)
24/25リーグ戦成績:23試合1ゴール1アシスト
田中碧は、今夏移籍したリーズ・ユナイテッドでその評価を急上昇させている。イングランドの地で大活躍する同選手の市場価値は1年で150万ユーロ(約2億4000万円)上昇し、市場価値は400万ユーロ(約6億4000万円)に到達している。
2021年に川崎フロンターレからデュッセルドルフに移籍した田中は、23/24シーズンに欧州3年目のシーズンを迎えた。前年から250万ユーロ(約4億円)で停滞気味だった市場価値は一時200万ユーロ(約3億2000万円)まで低下するものの、カタールワールドカップ(W杯)後からはパフォーマンスが向上。結局、23/24シーズンは中盤のポジションでリーグ戦30試合に出場し7ゴール4アシストを記録した。
クラブは惜しくも1部昇格を逃したものの、田中はイングランド2部のリーズに移籍し、新天地でプレーすることとなった。
リーズでは第8節からスタメンを確保すると、それからボランチとしてほぼ毎試合フル出場を続けている。攻守に渡り存在感を示し、第16節スウォンジー戦では逆転勝利の立役者としてマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
リーズは現在チャンピオンシップでリーグ首位を快走している。この調子でプレミアリーグに昇格することが出来れば、田中の市場価値の大幅な上昇も見込めるはずだ。