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お金の無駄遣い…。アーセナル冬の大失敗補強6人。屈指のメガクラブで輝けなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:コンスタンティノス・マヴロパノス(ギリシャ代表)

コンスタンティノス・マヴロパノス
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年12月11日
移籍金:210万ユーロ(約3.4億円)
通算成績:8試合0得点0アシスト

 クラブの未来を担うはずだった若きセンターバックは、その能力を完全に発揮することはできなかった。

 コンスタンティノス・マヴロパノスは2018年1月に20歳の若さでアーセナルに加入した。。強靭なフィジカルに加えて高さがあり、地上戦も空中戦も強い。ポテンシャルは抜群だった。

 アーセナルとしては将来に向けた先行投資的な意味合いが強かったかもしれない。しかし、結果的にマヴロパノスはアーセナルで十分な活躍を残せず、期待外れに終わる。その原因の1つが度重なる監督交代だ。

 マヴロパノスはアーセナル在籍中、2度の監督交代を経験している。最初の交代はアーセン・ベンゲル監督からウナイ・エメリ監督に変わった2018年夏。すると、スペイン人指揮官は同選手を戦力外にした。

 翌2019年冬にはエメリ監督が解任され、ミケル・アルテタが新監督となるが、状況は好転せず。エメリ、アルテタと2期にわたってマヴロパノスは出場機会確保に苦しんだ。

 リザーブチームが主戦場となってしまったマヴロパノスは、2020年1月にニュルンベルク(ドイツ)へ期限付き移籍することを決断。同年夏からはシュトゥットガルト(ドイツ)へ期限付き移籍で加入した。

 まだ経験の浅い選手にとって度重なる監督交代は、安定して試合に出場し、成長する上で大きな障害になってしまったかもしれない。マヴロパノスは2022年にシュツットガルトに完全移籍することが決定し、アーセナルに別れを告げている。

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