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お金の無駄遣い…。アーセナル冬の大失敗補強6人。屈指のメガクラブで輝けなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ヘンリク・ムヒタリアン(元アルメニア代表)

ヘンリク・ムヒタリアン
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年1月21日
移籍金:3400万ユーロ(約54.4億円)
通算成績:59試合9得点12アシスト

 行く先々のクラブでいぶし銀の輝きを放ったチャンスメーカーは、アーセナルでは活躍できなかった。

 ヘンリク・ムヒタリアンは2016年にマンチェスター・ユナイテッドに加入。シャフタール・ドネツク(ウクライナ)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)で活躍していたムヒタリアンだったが、ここではインパクトを残せず。2018年冬にアレクシス・サンチェスとのトレード移籍という形でアーセナルに活躍の場を移した。

 初めて先発出場を果たしたエバートン戦でハットトリックを記録するなど、新天地でのスタートダッシュは素晴らしいものだった。しかし、その後は怪我による離脱も多く、徐々にその存在感は希薄に。サンチェスを手放して獲得した選手としては、物足りない結果に終わってしまった。

 ムヒタリアンは2019年夏にローマ(イタリア)へ期限付き移籍。この移籍が成功したことで1年後にアーセナルとの契約を解除し、ローマにフリーで加入している。

 当初は高い技術力と創造性あふれるプレーで攻撃陣を活性化することが期待されていたが、最終的には期待に応えきれず。ムヒタリアンのアーセナルでのキャリアは思っていたよりも短期間で幕を閉じた。

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