朴一圭が貫くポリシー。GKとしての完成形を追い求めて…
「このクラブが目指しているものを獲っていきたい。ACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)ももちろん獲りにいくし、すべてのタイトルを獲りにいく。クラブが何を目指しているのかということは選手側としてすごく大事。トップの人がどこを目指すのか、ゴールはどこなのかを明確に示してくれないと、こっちも向かっていけない。
鳥栖の時も監督が目指しているものにアジャストさせてもらっていたけど、ここは獲れるタイトルをすべて獲りにいくのが常だと思うし、それを求められているから、いけるところは全部いく。在籍しているクラブに全身全霊を注ぐことをポリシーとしてやっているので、今はマリノスが必要とするものを全て獲りにいくために自分の力を全て出し切る。だからクラブが掲げている目標が僕の目標でもある」
再びリーグタイトルを掴み取る。かつて立てなかったアジアの舞台でチームを勝たせて頂点に立つ。欲が尽きることはない。
いつでもエネルギッシュな人間性は、現在35歳の年齢をまったく感じさせない。
「J1でプレーするのは7年目だし、まだペーペーだと思っている。7年目は大卒なら29歳、高卒なら25歳なので、もうひと伸びできる。僕はJ1のチャレンジが29歳という遅い年齢だったけど、まだまだJ1で見られていない景色がある」
脂が乗り切った時期に、GKとしての完成形を追い求めていく。最後尾に構える背番号19が、トリコロールを引っ張っていく。
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