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水沼宏太がオーストラリア1部へ移籍決定

　J1リーグの横浜F・マリノスは21日、34歳のMF水沼宏太がAリーグ（オーストラリア1部）のニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCへ完全移籍することを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。2020年に横浜FMに復帰した同選手が、念願の海外挑戦を決断した。

　2025年1月10日に横浜FMから海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することが発表されていた。そして今回、水沼自身も念願だった海外移籍が実現した。

　横浜FMの下部組織出身である水沼は2008年に正式にトップチームへ昇格。その後、栃木SCやサガン鳥栖、FC東京やセレッソ大阪でプレー。2020シーズンに10年ぶりとなる横浜FMへの復帰を果たした。公式サイトで水沼は「夢だった日本代表やリーグ優勝も、この大好きな横浜F・マリノスで叶えることができました。僕にとっての『横浜F・マリノス第二章』は本当に特別なものです」と復帰後のことを語った。

　さらに、水沼はクラブ公式サイトを通して「皆さんのおかげで、僕は成長し続けることができました。次は、僕がずっと夢を見ていた海外挑戦です。横浜F・マリノスで過ごした5年間があったからこそ、胸を張って新たな舞台に挑むことができます。『あの横浜F・マリノスから来た選手、なんか面白いぞ！』と思ってもらえるように、全力で戦ってきます」と意気込んでいる。

　ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツはAリーグで現在、13チーム中11位に位置。Jリーグ優勝を知る元サッカー日本代表MFは、チームの起爆剤となる活躍を見せることができるか。
　
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