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ダニ・オルモの問題の次は、マーカス・ラッシュフォード?
選手登録不可だったバルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモがスペインスポーツ高等評議会(CSD)によって暫定登録が認められたため戦列復帰を果たしたが怪我で離脱、今度はマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得に動いているようだ。英メディア『フットボール365』が報じている。
先日まで、バルセロナはオルモに関する問題の渦中にいた。事の発端は、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが長期離脱したのに乗じ、昨夏にバルセロナがライプツィヒからオルモを獲得したことにある。特例措置による選手登録を行ったが、その後クリステンセンが復帰するのに伴って、バルセロナは特例措置の条件を満たすためにサラリーキャップ規定の超過を解消するための新たな収入源確保が必須になった。しかし、昨年12月31日の期限までに書類提出が間に合わず、ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)によって選手登録が不可能になる。この決定を不服とし、バルセロナがCSDに異議申し立てを行い、最終的にCSDが暫定登録を認める結果となった。
この結果、オルモはプレー続行が可能となり、現地時間18日に行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦にも出場している。だが、この試合で右足大腿筋のひらめ筋を負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。その最中、バルセロナはラッシュフォードの獲得に動いており、一部では同選手と合意したと報じられている。
ただし、給与の枠を確保する必要があるため、エリック・ガルシアとアンス・ファティを放出することを模索していた。現在のラッシュフォードの年俸は1800万ユーロ(約28億8000万円)と高額だ。そして、ラッシュフォードは給与の枠が空くまで待つつもりだと見られている。この一連の流れを受けて、同メディアは「バルセロナはラ・リーガの給与規定により、昨夏に獲得したオルモの登録に問題を抱えていた。それなのに、今月も新しい選手を獲得するのはかなり馬鹿げている。だが、バルセロナはかなり馬鹿げたクラブだ」と、呆れた様子で報じた。
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