FW:ウィルフレッド・ザハ(コートジボワール代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年11月10日
移籍金:1175万ユーロ(約18.8億円)
通算成績:4試合0得点0アシスト
マンチェスター・ユナイテッドで27年間指揮を執ったアレックス・ファーガソンが、クラブに置き土産のような形で残したのがウィルフレッド・ザハだった。
当時チャンピオンシップに所属していたクリスタル・パレスで台頭したザハは、2012年11月にイングランド代表デビューを飾るなど、2部で傑出した存在だった。
『The Athletic』によると、そんな怪物ドリブラーを推薦したのは指揮官の実子であるダレン・ファーガソンだったようだ。同氏は当時2部を戦っていたピーターバラを率いており、そのときにザハを擁するクリスタル・パレスと対峙していた。そのインパクトにより、自らの父であるアレックス・ファーガソンに同選手の獲得を助言してユナイテッドへの移籍が進んだようだ。
2013年冬に1175万ユーロ(約18.8億円)の移籍金で取引が成立すると、2012/13シーズンの後半戦は期限付き移籍という形でロンドンのクラブに残留。しかし、半年後にマンチェスター・ユナイテッドに合流すると、その時には自らの獲得を後押ししたファーガソンは勇退という形でチームを去っていた。
これがザハからすると計算外の事態で、翌シーズンに発足したデイヴィッド・モイーズやルイ・ファン・ハール体制では監督の信頼を掴むことができず、トップチームでプレーする機会はほとんど与えられなかった。
2014/15シーズンに古巣クリスタル・パレスへと復帰を果たすと、プレミアリーグ屈指のドリブラーとしてブレイクし、皮肉にもマンチェスター・ユナイテッド戦では何度も脅威となった。
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