3位:南野拓実(みなみの・たくみ)
生年月日:1995年1月16日
移籍先:RBザルツブルク(オーストリア)→リバプール(イングランド)
移籍日:2020年1月1日
移籍金:850万ユーロ(約13.6億円)
サッカー日本代表の南野拓実は、2020年1月に移籍金850万ユーロ(約13.6億円)でオーストリアのRBザルツブルクからイングランドのリバプールに加入した。
南野は2015年1月にセレッソ大阪からザルツブルクに加入。5年間の在籍期間でアーリング・ハーランド(現マンチェスター・シティ)らとともに活躍し、飛躍的な成長を遂げた。加入当初、125万ユーロ(約2億円)だった市場価値は、2019年12月には1250万ユーロ(約20億円)まで上昇していた。
リバプール移籍のきっかけは、2019/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だった。9月にリバプールと対戦した際、南野はアンフィールドの地で1得点1アシストを記録。試合自体は敗北したものの、南野のパフォーマンスは強い印象を残し、リバプールの関心を引き寄せた。
その結果、2019年12月にリバプール移籍が発表され、2020年1月から新たな挑戦がスタートした。
リバプールでは競争の激しい環境に身を置きながらも、公式戦55試合で14得点3アシストを記録。出場機会は限られたが、2019/20シーズンのプレミアリーグ優勝を経験し、2021/22シーズンには2つの国内カップ戦で計7得点を挙げるなど、存在感を強く示した。特にカップ戦での活躍が評価され、チームの成功に貢献した。
2022年夏、南野はモナコへ移籍。その際の移籍金は1500万ユーロ(約24億円)に達し、リバプール移籍時の金額を上回った。このことからも、リバプールでの成果が確かな評価を受けたことがうかがえる。モナコでの活躍を続けながら、日本代表としても南野は引き続き重要な役割を担っている。