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最高額は誰だ!? 日本人、冬の高額移籍金ランキング1〜10位。ダントツの金額を記録したのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:本田圭佑(ほんだ・けいすけ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1986年6月13日
移籍先:VVVフェンロ(オランダ)→CSKAモスクワ(ロシア)
移籍日:2010年1月
移籍金:625万ユーロ(約10億円)

 元サッカー日本代表の本田圭佑は、世界各地でプレーしたトッププレーヤーで、冬の移籍も多く経験している。その中で最も高額な移籍金は、オランダのVVVフェンロからロシアのCSKAモスクワに加入した際の625万ユーロ(約10億円)だった。

 本田は星陵高等学校卒業後、名古屋グランパスでプロキャリアをスタートさせ、2008年1月にVVVフェンロに移籍。2008/09シーズンにはオランダ2部リーグで16得点14アシストを記録し、クラブの1部昇格に大きく貢献。リーグの年間最優秀選手にも選ばれた。

 本田の活躍は1部リーグでも続き、2009/10シーズン前半の18試合で6得点7アシストと圧倒的な存在感を示した。そして2010年1月、シーズン途中にCSKAモスクワへ移籍を果たした。

 VVVフェンロ加入時には市場価値が15万ユーロ(約2400万円)だった本田だが、オランダでの活躍により急速に評価を高め、2009年8月には300万ユーロ(約4.8億円)まで上昇。そんな中、市場価値を大きく上回る625万ユーロもの移籍金を払ったCSKAモスクワに移籍が決まった。

 CSKAモスクワ加入後、本田はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でゴールを決めるなど、さらなる成長を遂げた。移籍市場開幕のたびにヨーロッパ主要リーグへの移籍が取り沙汰されるほど注目を集めるようになり、2013年には市場価値が自身最高の2000万ユーロ(約32億円)に到達した。

 しかし、CSKAモスクワは本田の売却に慎重な姿勢を取り続け、2013年末で契約満了となるまでクラブに残ることとなった。

 2014年1月、本田はフリー移籍でイタリアの名門ACミランに加入。その後、さまざまな国やクラブを渡り歩きながらキャリアを重ねたが、有償での移籍は数少なく、CSKAモスクワへの移籍が自身の移籍金最高額となった。

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