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最高額は誰だ!? 日本人、冬の高額移籍金ランキング1〜10位。ダントツの金額を記録したのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:久保裕也(くぼ・ゆうや)


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年12月24日
移籍先:ヤング・ボーイズ(スイス)→ヘント(ベルギー)
移籍日:2017年1月25日
移籍金:350万ユーロ(約5.6億円)

 久保裕也は、京都サンガF.C.の育成組織で育ち、高校2年生だった2010年に2種登録でトップチーム入りを果たした。2013シーズンは主にスーパーサブとしてJ2で16試合に出場。7得点を記録し、鋭い動き出しと、高い決定力で注目を集めた。

 その後、19歳の若さで、同年夏にスイスのヤング・ボーイズに加入し、ヨーロッパ挑戦を始めた。

 ヤング・ボーイズでは初年度から結果を残し、開幕10試合で3得点2アシストをマーク。スイスメディア『ブリック』が、「リーグの新しいスター」と久保を特集して紹介するほどの活躍を見せた。

 2015/16シーズンはリーグ戦29試合出場で9得点5アシスト、翌2016/17シーズンは前半戦のリーグ戦14試合で5得点2アシストと、さらに評価を高め、2017年1月にベルギーのヘントに350万ユーロ(約5.6億円)の移籍金で移籍した。

 久保はヤング・ボーイズに加入したときの市場価値が65万ユーロ(約1億円)で、ヘントに移籍する際には200万ユーロ(約3.2億円)になっていた。

 ヘントで市場価値を500万ユーロ(約8億円)まで高めた久保は、その後価値を下げていたが、2020年1月から所属しているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)のFCシンシナティでは、2024レギュラーシーズン32試合で10得点を挙げる活躍を見せ、再び市場価値を高めている。

 これまでのキャリアではFWとしてのプレーが多かったが、シンシナティではトップ下、ウイング、さらにはボランチに入ることまであり、30歳を過ぎて新たな引き出しを増やし、キャリアの再構築に成功している。

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