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STVVはホームで敗戦
日本人選手7人が所属するシント=トロイデンVV(STVV)は現地時間19日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第22節でスタンダール・リエージュと対戦し、1-2で敗れた。試合後、STVVのフェリス・マズー監督が、ホームでの痛い敗戦を振り返っている。ベルギーメディア『VP』が、現地時間20日に報じている。
降格ラウンド圏内の14位に沈むSTVVが、ホームにスタンダール・リエージュを迎えた一戦。ホームチームには、DF小川諒也、MF伊藤涼太郎、MF山本理仁、GK小久保玲央ブライアンの4人の日本人選手がスタメン入りし、今冬にジェフユナイテッド千葉から加入したFW小森飛絢は初のベンチ入りを果たした。
試合は、2分に小川が相手DFのミスを突いて今季2ゴール目をマークし、STVVが先制に成功する。しかし、40分にPKを献上してしまうと、これをきっちり決められ、前半は1-1で折り返す。ホームで勝ち切りたいSTVVだったが、62分に痛恨の失点。結局最後まで追いつくことができず、1-2の逆転負けを喫した。なお、小森は84分に山本に代わり、ベルギーデビューを果たし、伊藤と小久保はフル出場。小川は70分までプレーしている。
試合後、フェリス・マズー監督は、「我々は3ポイントをスタンダールにプレゼントしてしまった。確かに悪い試合ではなかったし、勝つためのチャンスも十分にあった。しかし、多くの不必要なボールロストと効率性の欠如により、何も得られずに試合が終わってしまった。失望とフラストレーションが私を支配している。この試合は、絶対に負けてはならなかった」とボール支配率とシュート数では上回ったものの、敗北に終わった試合を嘆いた。
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