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【写真：Getty Images】

藤本寛也が1アシストで勝利に貢献

　藤本寛也が所属するジル・ヴィセンテは現地時間19日、プリメイラ・リーガ第18節でFCポルトと対戦し、3-1で勝利を収めた。試合後、ジル・ヴィセンテのブルーノ・ピニェイロ監督は、この試合で1アシストを記録した藤本を、57分に交代させた理由について語っている。ポルトガルの『CNN』が、19日に伝えている。

　11位のジル・ヴィセンテが、2位ポルトをホームに迎えた一戦。10番を背負う藤本は、4-3-3のインサイドハーフで先発に名を連ねた。先に試合を動かしたのはホームチーム。11分に藤本がボックス左に抜け出すと、華麗なターンから左足でGKとDFの間に絶妙なクロスを供給。これをパブロが押し込み、先制に成功する。

　その後、48分に失点を許し、同点に追いつかれてしまうが、僅か5分後にCKの流れからジョズエ・サがネットを揺らし、再びリードを奪う。さらに後半アディショナルタイムには、 フェリックス・コレイアがPKを確実に決めて、勝利を決定づけた。強豪相手に3-1と快勝したジル・ヴィセンテは、9位に浮上。チームの先制点を演出した藤本だったが、57分に最初の交代カードでピッチを退いている。

　試合後、ブルーノ・ピニェイロ監督は、「非常に難しい試合だったが、勝ち点3を獲得できたことに満足している」と上位チーム相手に勝利したことに満足感を示した。さらに、藤本を交代させた理由について問われると「チームとしてボールを持てていないと感じた時点で、彼を交代させようと思った。彼はチームとしてボールを保持しているときに、試合に貢献できる選手だ。交代させたのは良いタイミングだったと思っているよ」とコメントしている。