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苦しかった杉岡大暉の2024シーズン
柏レイソルは17日、2025シーズンの新体制発表会を行った。オフにマテウス・サヴィオや関根大輝らが抜けたチームには14人の新加入選手が加わり、リカルド・ロドリゲス監督を招聘。昨季後半はFC町田ゼルビアでプレーし、湘南ベルマーレから完全移籍で柏に加入した杉岡は、覚悟を持って新天地へ赴いた。
「柏から話があって、率直にすごくおもしろそうだなと思いました。リカルドが攻撃的なサッカーをするのは分かっていましたし、すごく魅力的な話だったので、思い切ってチャレンジ、また環境を変えてやりたいなと思って決断しました」
市立船橋高校から湘南ベルマーレに加入した2017シーズン、杉岡は3バックの左を主戦場にJ2リーグ37試合に出場。湘南では3シーズンに渡って主力として活躍した。鹿島アントラーズで過ごした1年半は出場機会に恵まれなかったが、21シーズン途中に復帰した湘南で輝きを取り戻した。
しかし、24シーズンは杉岡にとって苦しいシーズンとなった。パフォーマンスが奮わず、夏にFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を決断する。「去年は自分の中でいろいろありましたし、町田に行っても最初はある程度出られましたけど、最後の方は出られなかった時期もあった」と町田での日々を振り返る。
柏レイソルに活躍の場を移した25シーズンは、杉岡にとってキャリアを左右しうる重要なシーズンとなる。